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molecaster

スクフェス、ガジェット、パソコン、音楽、ノート。興味のあること全部書くブログ

どこへ向かって歩いているのか時々わからなくなる

俺は幸せではない。人によって定義が違うかも知れないが、俺にとっての幸せは苦しみのない世界というわけではなく、自分のやりたいことを出来るということだ。苦しみのない世界があるかなんてことは想像力を少し働かせればわかることで、実際には絶対にない。人間の欲望は果てしないもので、ジグソーパズルのピースのように決まった数を集めて当てはめて終わりではない。やっと完成したと思っていてもどこかが足りないと思ったときにどんどん隙間が増えていく。


自分のやりたいことが俺はわかっている。その分だけでも自分のやりたいことがわからない人よりはマシなのかも知れない。俺のやりたいことは大体が「サイト作りたい」「音楽作りたい」「お金儲けしたい」である。全てが自己満足の域を出ないのが俺という人間のスケールが知れる。サイトを作ったところで何になるのか俺はわからない。自分の作りたいサイトはきっと収益の発生する類ではないし、音楽もきっとそう。お金儲けはお金がないよりはあったほうが良いに決まっているのであれだけど、俺は自分のしたいことに向かって歩いているのか、きっとそうではない。

俺が歩き始めたときに持っていた地図はもうすっかりボロボロになって、文字も絵もかすれてほとんど見えない。羅針盤も持っていたような気がするが、それももうない。それでも歩き続けた。しばらくして俺が今、どこにいるのか見失ってしまった。ここはどこなのか。一番近くにあるオアシスは水がほんのわずか。それでもそこにすがるしかない。そんな感じだ。

最初はしっかりと目的があったことも時間が経つに連れて忘れてしまったり見失う。道に迷ってしまう。枝分かれした道で羅針盤がないからどれを進んで良いかわからずに、それでも進んでしまって目的から遠ざかってしまう。気づくと目的から離れた場所で安全そうな場所に身を隠してしまう。甘えてしまう。

そんなような感じで俺は今もゴミみたいに暮らしている。幸せってどこにあったのかも忘れそうなくらいだ。俺のやりたいこと、昔はミュージシャンになりたかったから、レコード会社に自分の音源を送ったりとかするべきなんだろうが、俺は金がなかったから録音機材や楽器に金をかけることが出来なかった。自分の作品を作り上げる環境になかった。だからまずは金を稼ぐために働くことにした。俺はその頃だけ夢に向かって歩いていたように思う。

今は近くにある安全な場所で暮らしている。絶対に俺が昔なりたくなかった自分になり始めている。挑戦をしない。ただ一消費者として毎日を過ごす。俺は作る側になりたかったんじゃないのかと自問自答する。しかし、あの頃と違って年をとったし、世界中が変わった。時代が変わったのに俺だけずっと夢を見続けているのはおかしいということもある。周りの景色が変わって、俺だけが置いてきぼりになったような錯覚にもなる。

それでも良いような気もするし、ダメな気もする。幸せってなんだっけ? 俺ってどこに向かって歩いてたっけ? 全部忘れたままでも良い気がするけど、それって俺なのかな。自問自答は続く。